お知らせ

京都大学交響楽団100年史をご注文くださった皆さまへ

深秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。2017年1月、記念すべき第200回定期演奏会では、厳冬の三都にて、マーラー交響曲第2番「復活」を演奏し、京大オケは新たな100年に向かって力強く一歩を踏み出しました。

100年史につきましては、数次の納品遅延を招き、皆さまに大変ご迷惑をおかけしました。心からお詫び申し上げます。最終のお届け期限として、2018年10月を設定し、学生・OB・OGから構成される100周年記念プロジェクト・チームは日夜を惜しまず懸命な作業を続けてきました。原稿は既に印刷可能な状態にありますが、現在、事情により、京都大学内にて出版に関する話合いが持たれているところです。

私は音楽部長として、学生担当理事、学内の関連部署とも綿密な協議を続けてきましたが、今すぐの出版に対して慎重な取り扱いを求める意見を多数頂戴しました。こうした情勢を踏まえて、100周年記念プロジェクト・チームとも十分に審議した上で、お約束した期日に100年史をお届けすることが困難であり、今の段階ではいつお渡しできるとのお約束もできないという判断に到りました。

一先ず、民法第412条(履行遅滞)に照らし、ご注文頂いた皆さまに対して、100年史の代金としてお預かりした金額6千円をご返金したく存じます。将来の出版については未定ですが、詳細が決まり次第、速やかに連絡します。100年史の文化的価値に鑑みて、何らかの方法で共有を図る所存です。この段になって、厚かましいお願いで恐縮ですが、将来の出版等のために、もしも代金を寄附しても良いという篤志がおありでしたら、後日送付される返信葉書にて返信を賜れますと幸いに存じます。

京大オケの歴史と伝統はこれからも続きます。101年目の春に私が京大オケの音楽部長に就任してから、もうすぐ2年が経ちます。楽団員一人一人のひたむきさに何度も心打たれました。自由の学園に残された最後の楽園であると思います。この度の不手際に対して、まことに申し訳ございませんでした。どうかこれからも京大オケのことをよろしくお願いします。

ご不明な点がございましたら、どうかkuso100th@gmail.com までお問い合わせ下さるようにお願いします。

2018年10月31日 (水)
京都大学音楽部交響楽団第15代音楽部長
 依田 高典