定期演奏会


尼崎アルカイックホール

当団の活動の中心となるのが、6月と1月の年2回行われる定期演奏会です。普段は京都コンサートホールと阪神のホールにて開催しており、また5年に一度の特別記念公演の際には、東京でも公演が行われます。

定期演奏会の練習は2泊3日の合宿から始まります。そこから個人練習をはじめとして、総練と呼ばれる全体合奏、パート練習、トレーナーの先生をお呼びしてのセクション分奏などを重ねて、丁寧に音楽づくりに取り組んでいきます。また、ホールを借り、指揮者の先生をお呼びして指導して頂く、来箱という貴重な機会も設けられています。

定期演奏会では、演奏だけでなく、演奏会の裏方の仕事も団員が自分たちで行っています。裏方は主に1、2回生が担当しており、楽器運搬や舞台上のセッティング、会場におけるお客様とのやりとりなど、こちらも演奏と同様に演奏会運営において欠かせないものです。

このように、全団員が定期演奏会の成功に向けて積極的に関わっていくのが京大オケの定期演奏会です。お客様と素晴らしい時間を共有するために、そしてよりよい音楽を求めて、団員一同切磋琢磨しながら熱意ある音楽づくりに励んでいます。

演奏旅行


演奏旅行の様子

演奏旅行とは、生のオーケストラを通じて音楽の素晴らしさを共有したいという思いのもと、夏季休暇中の8~9月頃に日本各地域の自治体をまわって演奏会を行う行事です。北海道、東北地方、関東地方、中部・北陸地方、四国・中国地方、九州地方を毎年順番にまわり、5年で日本を一周します。

演奏旅行の運営は、2回生が演奏旅行総務を中心として約1年間かけて行います。演奏旅行ではベートーヴェンの「運命」1楽章など有名なクラシック音楽から、ジブリメドレーなど気軽に楽しめるものまで様々な曲を演奏します。また、楽器紹介や指揮者体験、地元の中高生との共演などといった交流企画も、演奏旅行ならではの特色のひとつです。

演奏旅行は定期演奏会に比べてお客様との距離が近く、演奏を楽しんで下さる様子がこちらまで伝わり、音楽の力というものをひしひしと感じます。私たちの演奏を聴いて涙される方や終演後にわざわざお礼を言って下さる方、帰京後にお手紙を下さる方もいらっしゃり、私たちの演奏でそれほど喜んで頂けたということに感動してしまいます。 「5年後もまたいらっしゃって下さい」というありがたいお声を頂くことも多く、既に何度も演奏会を開催させて頂いている京大オケと縁の深い自治体もあります。

このように演奏旅行では、普段の活動だけではなかなか得ることのできない貴重な経験を味わっています。

ジョイント
コンサート


ワグネルとのジョイントコンサート

夏季休暇中の7~8月頃、京都を離れて他大学のオーケストラと合同で演奏会を行います。また、4年に一度慶應義塾ワグネル・ソサエティー・オーケストラとも合同の演奏会を行っています。

ジョイント期間中は合同練習だけでなく、観光など楽しい交流企画を通じて仲を深めます。ジョイントコンサートの運営は、2回生がジョイント総務を中心に、他大学の方との打ち合わせを重ねて進めていきます。こちらも演奏旅行同様約1年間かけてじっくりと演奏会づくりに取り組んでいます。

音楽に対する考え方や文化が違う団体と演奏会の運営を考えていくのはとても難しいことですが、その文化の違いこそがジョイントコンサートのおもしろいところでもあります。ジョイントコンサートは5日ほどしか交流期間がありませんが、共に過ごす時間の密度がとても濃く、合同演奏会が終わってからも連絡をとりあい、お互いの演奏会を訪ねるなど親しい交流関係が続いていくことも多いです。演奏面では、人数が倍になるためにアンサンブルが難しくなることもありますが、音楽を通じて心を合わせて行う大迫力の演奏は、ジョイントコンサートでしか体験できないものです。

ジョイントコンサートは、他大学と共演することによって新たな発見をし、様々な交流を通じて音楽の輪を広げ、京大オケとして成長できる貴重な機会となっています。

各種発表会


上記のほかにも、パート・セクションごとの発表会や団内発表会など、各種発表会を催しています。弦楽器などはカルテットなどの小規模なアンサンブルを自由に組んで、発表会で発表することもあります。

アンサンブルはオーケストラとは一味違った難しさや楽しさがあり、アンサンブルを通じて個々が成長することができます。秋に催される団内発表会では回生ごとのオケで演奏を行ったり、クラシックではないポップな曲などを楽しみながら演奏しています。現代音楽を演奏したり、吹奏楽曲を演奏してみたりとジャンルは様々です。

また、年末には年末お遊びという行事があり、ベートーヴェンの交響曲第9番を演奏して年末を締めくくります。各種発表会は、団員ひとりひとりが成長し、気軽に音楽を楽しむことのできるよい機会となっています