客演指揮者:篠﨑 靖男


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2014年9月より静岡交響楽団 ミュージック・アドバイザー(2015年より常任指揮者)

1968年京都生まれ。桐朋学園大学にて、指揮を山本七雄、飯守泰次郎、声楽を木村俊光の各氏に師事。同研究科修了後、「フィガロの結婚」でオペラデビュー。93年、アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクールにて最高位を受賞。その後、シエナ・キジアーナ音楽院でイリヤ・ムーシン、チョン・ミュンフン両氏に、ウィーン国立音楽大学でレオポルド・ハーガー氏に、タングルウッド音楽祭のセミナーで小澤征爾、ベルント・ハイティンク両氏に学び研鑽を積んだ。

98年、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団定期演奏会で日本デビュー。「押し出しのある熱気を持つ棒」(音楽現代)と評される。00年、第2回 シベリウス国際指揮者コンクールおいて第2位受賞。ファイナルの模様はフィンランド国内にテレビ中継され、共演したヘルシンキ・フィルからは絶大な支持を受け、以後定期的に登場している。
01年より、ロサンゼルス・フィルのアシスタント・コンダクターに就任。40回以上のコンサートにおいて、古典派から現代音楽の世界初演まで幅広いレパートリーを手がけ、在任中の02年には客演指揮者のキャンセルにより、急遽代役として定期演奏会にデビュー。その成功が大きな話題となり、ロス・アンジェルス・ウイークリー紙の02年音楽賞「傑出したクラシカルアーティスト部門」にノミネートされた。04年に任期を終えるまでの間、両者の関係は非常に密接で充実したものとなり、数多くの絶賛を博した。

ハリウッド・ボウルの魔法の時間!何という演奏!
この英雄は、これまでの最高の演奏のひとつに数えられる (ロサンゼルス・ウイークリー紙)
・・・ロサンゼルス・フィルとの「ベートーヴェン『英雄』」

篠﨑には特別なものがあった。
彼の音楽に接し続けていると、音楽への愛情と尊敬が増していく様だ (ロサンゼルス・タイムズ紙)
・・・ロサンゼルス・フィルとの「チャイコフスキー:交響曲第5番」

音楽に生命を吹き込む指揮者、篠﨑靖男の仕事ぶりに感嘆 (09年、ロンドンArgus紙)
・・・ロンドン・フィルとの「シベリウス:交響曲第2番」

篠﨑は自然と躍動感あふれる、かつ痛烈に精力的な指揮スタイルを示した (11年、ヘルシンキ・サノマ紙)
・・・ヘルシンキ・フィルとの「ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調」

04年より、ロンドンに本拠地に移し、ヨーロッパを中心に活動。ロンドン・フィル、BBCフィル、ボーンマス響、フランクフルト放送響、フィンランド放送響、スウェーデン放送響、ベオグラード・フィル、ラトビア国立響を始め、各国の多くの主要オーケストラを指揮している。特に、ニュルンベルク交響楽団とのベートーヴェン:交響曲第7番は、本場ドイツの聴衆からも大きな評価を得た。アンドレ・ワッツ、エマニュエル・アックス、ユーリー・バシュメット、ネクサスなど著名なソリストとの共演も多い。07年1月よりフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの首席指揮者・芸術監督に就任、「ベートーヴェンと20世紀ウィーンの作曲家」シリーズをスタートさせるなど、意欲的な活動に注目を集め、ロンドン、サンクト・ペテルスブルクでのコンサートも大成功させ、オーケストラの目覚ましい発展に尽力した。14年7月に勇退。その7年半に渡る就任期間は、フィンランドでも異例の長さであった。

14年9月より静岡交響楽団のミュージック・アドバイザーに就任し、精力的な活動を始めているが、15年9月からは同交響楽団の常任指揮者に就任することが発表されている。その他国内では読売日響、東京フィル、日本フィル、大フィル、関西フィル、仙台フィル、神奈川フィル、名古屋フィル、京響、日本センチュリー、大阪響、札響をはじめ各地のオーケストラに登場。

正統的なスタイルと集中力あるダイナミックな指揮で観客を魅了している。

オフィシャル・ホームページ:http://www.yasuoshinozaki.com/